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保有資格

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保有資格

    蟹山
  1. ・CFP®(ファイナンシャル・プランナー)
  2. ・宅地建物取引士
  3. ・住宅ローンアドバイザー

プロフィール

専業主婦のころ

大学卒業後、銀行に3年ほど勤め、結婚を機に退職しました。 決して、家庭に入りたかったわけではなかったけれど、職場結婚だったので退職が当たり前という感覚でした。 専業主婦となって家庭に入り、2人の子どもにも恵まれました。 夫が一人っ子長男だったため、夫の両親との同居も当たり前のこととして受け入れ、二世帯住宅で、夫の両親と、私たち夫婦と2人の子どもと犬1匹。 もちろん悩みはありましたが、今考えれば家計にもルーズで、のんきな主婦でした。

転機

長女の私立中学受験を終え、ホッとしたときに、夫が末期がんであることが分かりました。 事実を受け止めきれないまま、夫の入院する病院に通う日々でしたが、更に義母も末期がんであることが分かりました。 無我夢中の半年で、義母を家で看取り、そして夫が亡くなってしまいました。 長女は中学1年生、長男はまだ4年生でした。二世帯住宅に、義父と2人の子どもと私の4人の生活が始まりました。

初めての資産管理

夫が亡くなった後、慣れない相続手続きに戸惑いましたが、退職金や弔慰金、生命保険金を受け取り、遺族年金や児童育成手当の支給も受け、取りあえず生活費には困りませんでした。(この時に就職しなかったことは、後々の後悔です。) ただ、夫が生きていたときには、資産管理も大事な判断もすべて夫に任せていたので、何をどうして良いかが分かりません。 銀行の営業担当者に勧められ、投資信託を買って損をしたり、今となっては恥ずかしい話ですが、マネー雑誌を見ながら株を買って失敗したりもしました。

ファイナンシャル・プランニングとの出会い

とにかく何かしなくちゃ!と探していたところ、たまたまオープンカレッジに「ファイナンシャル・プランニング入門講座」を見つけました。 役に立つかもしれないと、軽い気持ちで受講したのですが面白くなり、そのまま「AFP試験対策講座」へ。 AFP試験に合格した後は、勢いに乗って自力でコツコツ勉強し、上級資格であるCFPを取得しました。 その後も勢いは止まらずに、経済の勉強をしようと慶応義塾大学の通信課程に学士入学、途中に義父の介護と看取りで右往左往した時期があり7年かかりましたが、経済学部を卒業しました。(ただ、経済学部に行けば経済のことが分かるようになるだろう、というのは大きな誤解でした。)

ファイナンシャル・プランナーとなるきっかけ

大学を卒業したのは東日本大震災の直後で、仕事を探そうにも、既に50代ではパートも難しい現実の壁。 暗い気持ちになっていた時に、ボランティアでしたが、日本FP協会の主催するFPフォーラムのスタッフになることができました。 そこで、初めてのFP相談を経験し、FP仲間との素敵な出会いがあり、職業としてのFPを目指す決心をしました。 その後は、相談やセミナー講師の経験を積み重ねて独立、2015年の日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」相談員に、そして2016年には日本FP協会「広報センター」スタッフとして、電話相談やコラム執筆なども担当しています。

今は

いつの間にか、子ども達も成長して独立しました。 これまでいろいろなことがありましたが、嬉しかったことはもちろん、大変だったことも乗り越えたからこそ、一つひとつの経験が私の財産となっています。子育て、受験、住宅取得、介護、看取り、相続など、実際に経験してきたことで、親身になって出来るアドバイスもあるように思います。かつて、本当に困ったときに、何度か専門家のアドバイスに助けられました。そして、私も誰かの役に立ちたいと思いながら、ファイナンシャル・プランナーをしています


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